愛人

愛人という在り方を考えたときに、2つの思いが存在しているように思うのです。まず、どうしてパートナーがいるにもかかわらず、愛する人をさらに求めるのか。もう一つが、生涯同じ人を愛し続けることは不可能だということ。パートナーと愛人は、別物と考えるわけです。もちろんこの愛人問題には、正解がないことは言うまでもないでしょう。愛人を持ったり、また愛人になったりすることに、理由はないのです。そこにあるのは、「後付け」のかしこまった理屈だけなのです。地球上の生物の中でも、愛を持っている生き物は数少ないわけです。その愛に悩むのも、また人間に課された永遠の課題なのかもしれません。愛人を求める行為は、生物学的見地から子孫繁栄というようなものとは別に、各自の感情に従うという部分もあることも考えられます。しかしながら、独身の男女には、もちろん愛人という言葉は入り込む余地がありません。愛人というのは、男女の一方が既婚者であるときにのみ、成立するものです。ただ、愛人を持つことは、パートナーからしてみれば、決して甘受できるようなものではないのです。とはいえ、愛の欠如から生まれるのが愛人関係とも言えるでしょう。その原因が、パートナーにあるのか、それとも単純に愛に飢えているだけなのかは、未知のものです。性欲の処理ということだけを考えると、いろいろ方法はありますが、性欲だけでない愛情があるのが普通です。すべての人間がみな同じ考えをしているわけでないのです。各自のポジションや思考で、それぞれに求めるのが愛人だと言えるでしょう。

Copyright(c) 2010 xxx All Rights Reserved.